WindowsにSQLworkbench/J インストールして、Redshiftへ接続する方法

Redshiftのマニュアルを読んでいると、SQLworkbench/Jなるものを利用してアクセスして欲しいっぽいので、自分のWindows10に設定してみます。下記の公式のマニュアルを参考に作業。

4. Installing and starting SQL Workbench/J

SQLworkbench/J のダウンロード

以下のサイトから、SQLworkbench/J をダウンロードします。zipファイルになっているので、解凍して適当なパスに配置。

SQL Workbench/J -  Home

Java Runtime のダウンロード

実行環境としてJava Runtime Ver.8 が必要となるので、OracleのサイトからRuntimeをダウンロードしてきます。exe形式のものでなく、tar.gz形式のものでOK。これも解凍して、適当なパスに置いておきます。

Java SE Runtime Environment 8 - Downloads

Redshift JDBC ドライバーのダウンロード

AWSコンソールのRedshiftのページから、JDBC用のドライバーをダウンロード。これも適当なパスに置いておきます。

僕はこんな感じで置きました。

  • SQLworkbenchを置いたパス
    • C:\tools\Workbench
  • Java Runtimeを置いたパス
    • C:\tools\Workbench\jre1.8.0_162
  • Redshiftのドライバーを置いたパス
    • C:\tools\Workbench\driver\RedshiftJDBC42-1.2.8.1005.jar

最初にProgram Files 配下において試したら、以下のエラーが出てきてRedshiftに接続出来ませんでした。

Failed to load Driver class. This error may be caused by all-in-one JAR packaging. Please try again with the lean package.

どうもパスにスペースがあると、ドライバー読込に失敗するようなので注意です。

Redshift Connection through SQL workbench, - Stack Overflow

起動設定

SQLworkbenchを置いたフォルダに、SQLWorkbench64.ini というファイルを作成して(32bit環境の人は SQLWorkbench.ini )、下記の通り記載します。

vm.location=C:\tools\Workbench\jre1.8.0_162\bin\server\jvm.dll
vm.heapsize.preferred=1000

vm.location で指定しているのは、ダウンロードしてきたjavaのライブラリです。64bit環境では \server\jvm.dll を、32bit環境では \server\jvm.dll と、 \client\jvm.dll を指定するとのこと。

vm.heapsize.preferred は、JavaのRuntimeが利用可能とするメモリサイズ。とりあえず1GBを指定。

起動

Workbenchディレクトリ内にある SQLWorkbench64.exeをダブルクリックすれば、ウィンドウが表示されます。あとはRedshiftへの接続定義を作成して、接続するだけです。このあたりはGUIを見れば、何となく進められます。