開発環境に複数バージョンの Go をインストールする

単純にバージョンアップしたいだけであれば、現在インストールされているディレクトリを削除して、インストールし直すだけで OK。

Go の開発環境を作る

本投稿の手順は、同一環境に複数バージョンの go をインストールしたい場合の手順です。

参考となる公式ドキュメント。

Managing Go installations

環境

  • Ubuntu 22.04.5 LTS(WSL 2)
  • go 1.23.3

異なるバージョンをインストール

利用したいバージョンを指定してインストール。HOME ディレクトリー(GOPATH の場所?)にインストールされるようです。

$ go install golang.org/dl/go1.23.3@latest
$ ~/go/bin/go1.23.3 download

インストールされています。

$ ~/go/bin/go1.23.3 version
go version go1.23.3 linux/amd64

GOROOT の値を、環境変数の PATH にわたすことで、切り替えを行えるようです。

$ export GOROOT=$(~/go/bin/go1.23.3 env GOROOT)
$ export PATH=$PATH:$GOROOT/bin
$ go version
go version go1.23.3 linux/amd64

GOROOT is an environment variable that defines the location of your Go SDK. It means you can find the compiler, go tools or, standard libraries in this directory.

The default value of GOROOT is /usr/local/go.

GOROOT